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我慢なので。懐古中年、Goes on!

無職を続ける、好き嫌いの激しい中年が、80’sアニメ、音楽、映画等、趣味を懐古しながら、日々の生活を節約し、我慢を続けて行くブログ。

「葉山宏冶氏と超兄貴」です。

 みなさん、こんにちわ。水の心です。

今日は「葉山宏冶氏と超兄貴」です。

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 今年で50歳の葉山氏は、1993年発売のPCエンジンソフト「超兄貴」の音楽で大ブレイク。その、独特なサンプリング音楽と世界観で、今でも多くのファンを魅了している現在フリーのゲーム作曲家、シンガーソングライターです。

 

 ゲームが発売された1993年と言えば「皇太子徳仁親王雅子様がご成婚」し、

大衆は「スズキのワゴンR」にこぞって乗り、巷では「コギャル、ブルセラ」が流行し、映画館では「ジュラシックパーク」がかかり、街角にはチャゲアスの「YHA YHA YHA」が流れ、TVアニメ「スラムダンク」が人気があった 年です。

 

 そのゲーム「超兄貴」なのですが、シューティングゲームが苦手な私がプレイし

た感想は、今までにないキャラクターのグラフィックは凝っていて面白いが、難易

度が高いので、楽しいグラフィックを見ながら攻略していると自機がすぐ死んでし

まう。

そのためバックで流れる葉山氏のBGMもじっくり聴く事が出来ない、という

どえらいハードなゲームだと思いました。

 

 多分、ファミコン雑誌等の感想でも、超兄貴クソゲー?的な雰囲気だったと思います。

やはりゲームより、音楽の完成度の方が高かったのでは、と思います。

 

 また当時、同性愛文化は今の様にオープン、百花繚乱ではなく、秘密のベールに包まれており、このゲームの

「ボディビル」「マッチョ」「プロティン」「兄貴」

というキーワードは、我々にベールの向こう側を想像させ、デンジャラスでハード、なおかつコミカルなゲーム世界を構築させました。

 

 不可思議でコミカルなタイトルや内容が、ゲームの世界発の話題となって若者の間に広がり、葉山氏の楽曲の完成度から、熱狂を持ってゲームファンに迎えられたと思います。

 

 現在、手元にあるのはゲームオリジナルサントラ「超兄貴ー兄貴のすべてー」、

人気曲3曲のリミックス、ライブバージョン、カラオケが入った8㎝CDのミニアルバム「仁義なき兄貴」、

そして「VIRTUAL BROTHER 葉山宏冶&ブラザーズLive6連発スペシャル」

というライブビデオの3作品です。

 

 サントラ「超兄貴ー兄貴のすべてー」は、32曲中4曲がオリジナル版をリミックスしたバージョンで、他はゲームオリジナル音源で構成されており、各曲が1分から2分程度と短いながらも、インパクトの強い印象深い作品です。

 

 当時、TV番組の中でバックグラウンドとして使われた曲も多く

ジャングルTVタモリの法則」の料理のコーナだったかに、使われていた様な憶えがあります。

他、かなり少ない回数ですが、珍曲迷曲として全国ネットのFMかAMラジオでかかっていた記憶があります。あまり表だって、これらの曲が多くかかる様な事は無かった、と思います。

 

 秀逸なのは、ゲームクリア後のスタッフロールで流れる「仁義なき兄貴」で

「コラー」「マテー」「オォ?」「テメェ」

「待て逃がさんぞ」「テメェ落とし前どうつけてくれるんだ?」

という殺伐としたセリフのサンプリングヴォイスで構成され、

通常の「コンガチュレィションズ!」とかの、ねぎらい系ではなく、

苦労してゲームクリアして、ボ帝ビルから宇宙を救ったのに怒られる、という非常にインパクトのあるBGMです。

 

 そして、ライブビデオですが、1994年4月~1994年10月までの6つのライブ映像を編集した、動く葉山の兄貴と、バンドの皆さんが見られる貴重なビデオです。

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  アルバム「超兄貴ー兄貴のすべてー」と1998年のアルバム「超葉山~兄貴番外地~」からの曲が入っています。

 

 曲と曲の間のお客さんとの掛け合いも楽しく

(客)「アニキー!アニキー!アニキー!」「プロティーン!」「ワーワーワー!」

(葉)「いや~プロティンばっかりじゃ栄養失調になるから他のものも食べてね」

など、ファンならニッコリです。

 

 バンドの皆さんは実力派ぞろいで、メンバーを紹介しながらの演奏では、非常にキャラが立っているキーボード、コーラスの「りゅう」先生、スラップ奏法のベース白石氏が記憶にあります。

(アルバムCD「超葉山~」では、一人一人のバンドマンのために作られたコーナーがあり、まるで、スネークマンショーの様な寸劇仕立てになっています)

 

 また演奏開始の際、パソコンが止まるハプニングで葉山氏が謝る場面や、

(模造)日本刀を持ち颯爽と登場する葉山氏、マッチョなブラザーかと思えば、結構痩せていて、あんまり力強く無さそうだったり、

 ライブの締めを飾る「男たちのバラッド」では、声がひっくり返り、葉山氏も大の字に倒れ、ファンの声援に支えられながら、最後まで歌うシーンもあり、葉山の兄貴の世界を60分間堪能できるライブビデオでした。

 

 「超兄貴」ブランドは1作目のゲームから始まり、ゲームハードを変えながら7作品もシリーズ化され、漫画単行本、小説版も発売。

かなりの人気があった事がわかります。

 

 葉山氏は、現在「葉山宏冶の近況と活動状況」という、日記ブログを書かれており、今年の4月の時点で元気に活動されている事がわかりました。

「兄貴と私~その20年」というベストアルバムを販売されている様です。

過去の日記を見ると、家族を持ち、息子さんもおられ、ポートレート写真には少し年をとった葉山氏が写っていました。

 

 私たちの先頭に立ち、90年代を駆け抜けた葉山の兄貴、これからも元気で活動して欲しいと思います。

それでは、また次の更新まで!