我慢なので。懐古中年、Goes on!

無職を続ける、好き嫌いの激しい中年が、80’sアニメ、音楽、映画等、趣味を懐古しながら、日々の生活を節約し、我慢を続けて行くブログ。

「スペース1999 ムーンベースアルファからの最後のメッセージ」その1です。

 みなさん、こんにちわ。水の心です。

今日は「スペース1999 ムーンベースアルファからの最後のメッセージ」その1です。

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先日Youtubeで「Message From Moonbase Alpha」という短編映画を偶然発見しました。非常に懐かしく、そしてその存在に驚きました。

その動画を説明する前に、まずは「スペース1999」を説明しなければなりません。

 

 スペース1999とは、

1974年から75年まで英国でTV放映されたSFドラマで、第1シーズンと第2シーズンの全48話。(日本では77年から46話が放映。うち前後編の2話分は未放映です)

 

製作総指揮はスーパーマリオネーション「サンダーバード」等で有名な

「ゲーリー・アンダーソン」氏。

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(現在ゲーリーからジェリー・アンダーソン読みで統一です)

そのアンダーソン作品のシリーズ最終作です。

 

 出演は

コーニッグ指揮官に「マーチン・ランドー」氏

北北西に進路をとれ、でデビュー、スパイ大作戦でバーバラ・ベイン氏と共に一躍有名に。

 

ヘレナ博士に「バーバラ・ベイン」氏

両氏は当時プライベートでは夫婦でした。

(現在お二方とも80歳を超えていますが、お元気そうです)

 

イーグルパイロットで偵察隊隊長アラン・カーターに「ニック・テイト」氏

シドニー出身で日本語が堪能だそうで、このスペース1999で有名となり、舞台でも活躍。なんと2014年の小栗旬主演「ルパン三世」にトーマス・ドーソン役として出演しています。

 

バーグマン教授に「バリー・モース」氏

俳優活動の他にも熱心な慈善家でした。

またモース氏は、2010年「ロバートE・ウッド」氏がテロス出版から出した

「目的地:ムーンベースアルファ」

非公認で非公式なスペース1999ガイドブック

のあとがきを書いています。(サンドラ・ベネス役のジーニア・マートン氏が序文を書いていたり、造型師マーチン・バウワー氏が参加していたり、かなりマニアックで評価の高い解説本の様です)

 

異星人マヤに「カテリーネ・フォン・シェル」氏

出自はハンガリーの貴族です。俳優業引退後は、宿泊施設を経営。そこは1999ファンで盛況でしたが、夫の死後に売却。また2000年のニューヨークでの1999ファン大会にバリー・モース氏と共に出席参加しました。

 

日本人俳優も出演しており

ムーンベース・オペレーターのヤスコ役に「永積靖子」氏

1943年4月18日生れ、東京オリンピックのコンパニオンから映画女優へ。娘のMiki・Berenyiさんは英ロックバンドLushのヴォーカル・ギタリストです。

 

約2年間の放映は、ゲスト俳優の出演も多く

スターウォーズ4、偉大なるモフターキン役の「ピーター・カッシング」氏、

デュークー伯爵役「クリストファー・リー」氏、

ヴェイダー卿役「デビッド・プラウズ」氏などが出演しています。

 

設定は深いハードSFで、第2シーズンからは、異星人マヤのレギュラー等、全体の路線が変更されました。

 

 基本的なあらすじは、月面に建設された基地「ムーンベースアルファ」に新しい任務と共にコーニッグ新指揮官が着任。

そんな中、月面に集積廃棄していた使用済み核燃料が、ある日限界量を超えたため、自然爆発。

(当時、現実に旧ソ連でも同様の事故があったという噂があり、多分1957年のキシュテム事故と思われます)

 

その爆発はあまりに大きく、衝撃で「月」が公転軌道を離れ(=ブレイクアウェイ)太陽系を飛び出し、さ迷い始めます。

 

その外宇宙を進む旅の途中で、出会う新しい発見や困難に、ムーンベースアルファの隊員達(アルファン)が犠牲を払いながら挑むといった、壮大なSFドラマです。

 

ちなみに「月」が無くなると、地球は自転速度が速くなり、日の出から日没までが短くなり、地軸は動き、海の満ち引きが無くなる。

考えられない位の異常気象が発生し、残された人類はかなり苦戦しそうです。

 

 印象深い話数として7話「巨大宇宙都市出現!」

全長32km、幅8kmの巨大宇宙船ダリアが、他惑星への移住の為「5万人」!を乗せて航行中、原子炉が爆発。生き残ったダリア人はたった14人に。

 

しかもその爆発事故の発生は「900年前」!?原子炉爆発で宇宙船内部は荒廃。

900年の間に文明を失い、中世人の様になってしまった者たちと、以前の文明を残しているダリア人の二分化を起こしていた。

 

以前の文明を持つダリア人達は、中世人達を第七文明人と呼び、初歩的な科学と宗教だけを与え、自分達の「食糧」!?にしていた。

 

そこにムーンベースアルファが関わるのですが、

宇宙船と時間のスケールが大きすぎて、乗員がその目的、理由を忘れてしまっていた、という恐ろしい設定です。

 

 また1950~60年代の米国において、宇宙航行ロケットのエンジンとして核爆弾を連続して爆発させ推進する、という「オリオン計画」がありました。

 

13話「宇宙の破壊者 核爆弾船」では、

それに酷似した地球製のクエラードライブ探査船が登場します。

構造上、高速中性子線を撒きながら、宇宙を航行してきたその探査船がアルファに接近し・・・

 

という、どれも興味深い作品群です。

 

 当時、子供だった私は、1999の再放送を良く観ていました。子供だったので理解出来無い所もありましたが、未来のビジュアルは非常に印象的でした。

(それから1980年代に入り、かねてからのSFブームに乗って再評価され、徳間書店から詳細なグラフィック本も発売されました)

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当然、宇宙船は数多く出て来ますが、トランスポーター「イーグル」号は、今までよく目にしていた、日本の映画やTVの流線型の宇宙船とは違い、姿勢制御バーニアが露出していたり、コンテナの換装による多目的使用等、現実的なデザインに人気がありました。

ポピーの超合金 、プラモデルも発売されており、私はプラモデルを購入しました。

 

 そして月日は流れ、今回Youtubeで発見した「Message From~」は、短いながらも、ほぼ公式な続編だという事がわかり始め、更に調べてみることにしました。

 続いて「スペース1999 ムーンベースアルファからの最後のメッセージ」その2です。 - 我慢なので。懐古中年、Goes on!に続きます。

それでは、次の更新まで!