「小指の皮膚が裂けちゃったヨ!!」です。(グロ注意)
みなさん、こんにちは。水の心です。久しぶりにブログ更新です。
日々の生活に忙殺され、あまり身の回りを振り返る事が出来ません。そんなオジサンの最近変わった出来事。
今日は「小指の皮膚が裂けちゃったヨ!!」です。
うーん、これには正直、私も驚いた。
多分、こんなに広く裂けたのは初めてです。あまり気味のいい話では無いので、読みたくない人は、ここで閉じて下さい。
相変わらず無職な生活を続けている私ですが、その日は手伝いで屋外の作業をしていました。
ヨドコーを作る、との事で、土台になる1個5~6㎏のコンクリブロックを運んでいたのですが、その最中うっかり転んでしまいました。
うまい事に、両手にブロックを持ったまま、コロンと背中から転ぶ事が出来ました。しかし、後頭部は軽くブロックにぶつけた様です。
まだ8月だったので、帽子をかぶっていたのが幸いして、ぶつけた頭は、そんなに痛みません。それよりか右手の小指がひどく痛みます。
「うぬぅー???」
あまりの痛さに、ひねって捻挫したのかと、付けていたゴム手袋を外してみると、小指の第3関節に、黒い筋が出来ています。
さらに、ポタポタ血が垂れていきます。
「・・・・?」
これはおかしいと、近くの水道で洗ってみると、深く長く裂けていました。
どうも中から、黄色い粒々も見えています。
「・・・脂肪だ!?」
とっさに私は、仏外人部隊に入隊した毛利元貞氏の著作「傭兵修行」の毛利氏の事故の描写を思い出しました。(毛利氏は、1984年外人部隊での訓練キャンプ中に、左手薬指を迫撃砲に挟まれ、裂傷のケガの瞬間から手術までの描写を書いています)
ですが不思議な事に、付けていたごついゴム手袋は破けていません。
ブロックを持ったままの形で転んだ瞬間、手の平に強烈な力が横方向に加わり、弱い手の関節の皮膚が、引き裂かれてしまった様でした。
手袋を脱いだ瞬間から、手袋にたまるくらい血が出ています。
「・・・・うぬぅ!!!」
痛みは次第に広がり、立っていると目まいがしてきたので、しゃがみ、事情を伝え、すぐさま病院に運んでもらいました。
ちょうど、その日は土曜日。
ほとんどの病院が休みで、非常に苦労して、やっと3件目で、縫合してもらう事になりました。
運ばれている最中も、アクビは出て眠くなるし、気分は悪くなるし、しかも便意は催すしと、結構な流血だったので、貧血か、軽い脳震盪に陥っていた様でした。
そして、住所を自分で書いて、ケガのあらましを伝えてから早速手術です。
「ちょっとチクリとしますよ~」
「ッーッ!ハプゥゥゥウッ!!」(まず消毒が強烈に痛い)
「・・・!イテェ~ぜ~!!」(局所麻酔の注射。これも痛かった!)
「・・・!イテェ~んだぜ~!!」(3方向からブスリブスリで、ちびる所でした)
「チクリどころじゃあねぇ!!」
小心者なので、あえて注視しませんでしたが、なんかゴシゴシやってたんじゃなかろうかァァァ?あぁ・・・怖いッ!
そして今回、不思議に思ったのは、痛い時には叫んだ方が、気持ちラクになる、という事でした。(看護婦さんは失笑です)
看護婦さんの話では、指がちゃんと動いている様なのでレントゲンは撮らない。骨、腱や動脈等の血管にも損傷はナシ!という事で、かなり安堵しました。
骨折や、復元手術とか、さすがにフトコロや、時間に厳しいので、それだけは簡便なのです。
結局、6針縫ってアッサリ施術は終了したのですが、当日保険証を持っていなかったので、保証金1万円を支払い、予後の通院を説明され、帰宅になりました。
その日も、自炊せねばなら無かったため、薄手のゴム手袋をもらってから、スーパーに寄って、パンと牛乳を購入。
冷や汗でビッチョリになっていたので、シャワーを軽く浴びてから、なんとか簡単に夕飯を作り、終了。
やはり、指の疼痛は激しく、夜追加のロキソニンを飲みました。
その後3日間は、頭が痛かったのですが、そちらの方が恐ろしく思われました。斜め後頭部をブロックで打っており、脳内出血でもしていれば、大変マズイ事になる。頭痛が引くまでは、ヒヤヒヤしていました。
翌日からは、包帯を外して、オキシドールで朝晩消毒をし、残っていた血を掃除し、絆創膏を貼る事にしました。
(その後、調べるとオキシドールは期限切れ2年物。かえってキズを汚染していたのではないか?というオチ付き)
この手のケガは、くっつくのを待つよりは、縫った方が俄然早く、何よりあまり痛くないというのを実感しました。
そして2日後。再度病院で看てもらって術後の経過を確認。
特に問題無しで、ゲンタシン軟膏をもらって回復を待つ。
そして、11日後には、抜糸。
かかった総費用は、約6,000円でした。
現在しこりが残り、ぶつけると痛みが走るのですが、いい予後の様です。
約2週間でくっついて、もっと日数がかかるかと思っていたのですが、治りが早く非常に助かり、ホントに単純なケガで救われました。
(約20年前、工場で回転刃にうっかり指先を持ってかれて、斜めに飛んでしまう事故をした事があり、やっとキズがふさがった後に、足の裏から肉を持ってきて再度手術整形、という手術をした事があり、半年は不自由した事があったため)
今回、痛感したのは、準備体操や、年齢にあった動きをしないと、すぐ転んだり、ヤバイ事になるという事です。いい勉強になった出来事でした。
またネタ的には飛び道具で、あまりいい話では無かったのですが、一応日記という事で更新してみたんですヨ。
というわけで、皆様もお怪我なきよう!
では次回の更新まで!