我慢なので。懐古中年、Goes on!

無職を続ける、好き嫌いの激しい中年が、80’sアニメ、音楽、映画等、趣味を懐古しながら、日々の生活を節約し、我慢を続けて行くブログ。

「SNKの格ゲー」(初期)その1です。

 みなさん、こんにちわ。水の心です。

今日は「SNKの格ゲー」(初期)その1です。

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 かつて、日本中で大ブームになった格闘ゲーム

wikiで調べると「キン肉マン マッスルタッグマッチ」などが始祖とされています。私も学生時代、友人宅で遊んだ事があります。

ミート君が転がしてくる「命の玉」アイテムを運良く取れば、必殺技を使えるシステムで、例えば「ブロッケンjr」の毒ガス攻撃はまさしく強烈。

 

 その日あまりの激しい操作により、十字キーを押さえる親指の爪が剥がれてしまう位の白熱ぶりでした。

 

 その後、画面が縮小拡大するという次世代機「スーパーファミコン」が発売され、’90「ファイナルファイト」を購入。

ゲームは割と簡単な作りで、何回もクリアし遊んだ記憶があります。最近Youtubeでキャラクター選択時のBGMを発見しましたが、結構カッコイイです。

 

 そしてSFC版’92「ストⅡ」発売。

非常にバランスが取れ、上手い下手関係なく楽しめたゲームだと思います。

驚いたのは、かつてゲームの効果音は「電子ビープ音」だけだったのが、ザラザラしているとはいえ、取り込み録音の人間の音声になった事が驚きでした。

 

 動きも滑らかで、その技もバリエーションがあり、飛び道具に投げ技もある。ですが、コントローラーは「十字キー」なので、ある程度慣れないと、波動拳、そして、昇竜拳は出せないのでした。多分、今でも昇竜拳は無理です。

 

 ’86年の映画トップガンをイメージした「ガイル」、’88年の映画「帝都大戦」からインスパイアされたボスキャラ「ベガ」

また初めて異性として各方面で人気が出た女性キャラ「春麗

アイドルの「宮前真樹」氏が「夢へのポジション」という春麗ステージのカバー曲をコスプレして歌っています。

 

 インド、ブラジル、旧ソ連、日本代表と何か間違っているキャラのビジュアルなのですが、海外発売もされているゲームとして、その間違い具合もネタとして楽しみながらプレイしていました。

 

 そして、格闘ゲームは異次元世界に突入します。

 

 「100メガショック! ネ・オ・ジ・オ!」

声が出る。

効果音がリアル。

音楽も迫力のもの。

画面は拡大縮小が可能。

メモリも大きく、ゲーセンと同じものがプレイできる。

 

 これらは衝撃的なスペックでした。

PCエンジンソフト’87「THE功夫」’89「ビジランテ」からたった5年程度で、恐ろしいほどの進歩を遂げています。

 

 それだけ、ハイテク技術は日進月歩であり、子供のオモチャとは言え1万円超えだったのですが、確実に需要がありました。

それらを巡って経済は回り、人間が動き、ゲーム業界は急速に発達していったと思います。

 

 そして私はいわゆる「ガロスペ」’93「餓狼伝説スペシャル」を購入しました。

何が「スペシャル」なのかというと「初代」「2」のキャラ、ボスキャラが使用できるという所でした。

(初代餓狼伝説も一度プレイしましたが、操作コマンドは入りづらく、妙な声の残影拳のアンディを使い、なんとかクリアしました)

 

 その「スペシャル」の迫力はかなりのもので、かなり盛り上がり遊べました。

現在の様に、音声、3Dグラフィック、システム、全てが完璧に作られたゲームではなく、粗削りだったのですが、勢いがあり

「キャンセル技」「イマイチ操作コマンドが入らない」等のアラも含めて「楽しい対戦用ソフト」という感じでした。

 

 その中でも、ボスキャラ「ビリー」「ギース」の音楽のカッコ良さにはシビレました。すかさず、サントラCDを購入。これは打ち込み音楽なんでしょうか?

 SNKの格ゲー音楽は印象的なものが多く、ゲーム音楽の売り上げもかなり伸びたのではないか?と思います。

アレンジ版CDも買ったりしましたが、オリジナルが一番良かったと思います。

 

 私の使用キャラは「ギース」で、しゃがみ強パンチ2発入りからの、キャンセル烈風拳!それに飽きたら、当て身投げに無敵ガード技のツバメ返し。

超必殺レイジングブルは、繋がらないので出す暇なし。

 

 さらにアンディステージの背景画の「ひよこ」を確認したり、エンディングで面白アニメを見たり、また、体調のいい時には、隠しボスキャラ「リョウ・サカザキ」を拝む事が出来ました。

 

 そして「サムスピ」こと’93「サムライ スピリッツ」を購入しました。

このゲームもかなり驚きます。

 

 まず、格闘方法ですが各自「刃」を持って相手を「叩っ切る!」

負けると、最後は真っ二つになり、ムシロをかけられ運ばれていきます。

グロです。

 

 うっかり、強Pで「いいの」をもらうと、ゴッソリLIFEを持って行かれ、しかも「怒りゲージ」が満タンになると、その「いいの」の威力が増大する、といシステムです。という事は、一発逆転がしやすいという事です。

 

 私は「ナコルル」「柳生十兵衛」を好んで使っていました。

キャラクターも、日、米、中、仏と日本出身が多いのですが、キャラが立ちまくり、技も非常に独特でした。

 

 特にナコルルなどは、コマンド入力で、鷹が飛び道具になったり、それにつかまって「滞空」したりで、その発想には驚きました。

(その後噂で、それを開発した人は「スクウェア」に引き抜かれたと聞きましたが本当でしょうか?)

 

 当時サムスピは大人気で、同人誌でも女性が描いた「ガルフォード」本があり、性別を問わず広く浸透していた様です。

 そしてナコルル、シャルロット担当、謎の声優「生駒治美」氏。

当時は、SNKの社員さんが仕事として吹き替えていた、という説が流れていたのですが、れっきとした声優さんでした。知りませんでしたが、我々世代です。

  また、生瀬勝久氏がドラマ「トリック」で有名になった時、ギースの声を当てていたのを知り驚きましたが、コング桑田氏より良いのではないかな?と私は思っています。

 

 そして、遂に’94「龍虎の拳2」購入と書かざるを得ない!

これが格ゲーで一番好きなゲームではないかな?と思います。

グラフイック、演出はダイナミック。効果音等全てがまとまり完成したゲームだと思います。

 

 まず、その技。

ビルトアッパー(昇竜拳)や、虎煌拳(波動拳)、飛燕疾風脚、覇王翔吼拳、龍虎乱舞、暫烈拳。

 

 この「暫烈拳」ですが、まるで恐竜の様なマッチョな腕が、超高速でジャブを繰り出し、ガードしないと相手は吸い込まれ、宙に浮きながらパンチを食らい続けるもので、キマルと爽快な技でした。

 

 私がよく使っていたのは「ジョン・クローリー」で、家庭用機で散々練習した後、ゲーセンで、プレイ。後にも先にも初ワンコインクリアに成功したキャラです。

(その時は一度ダウンしてしまった為、隠れキャラの「ヤング・ギース」と対戦する事は出来なかったのですが、それでも快挙でした)

 

このまま、その2に続きます。

それでは、また次の更新まで!